
2023年2月22日、EACOP(東アフリカ原油パイプライン)に反対するアクションを行います。
気候危機が深まる現在、フランスのエネルギー企業と日本の銀行は、危機の影響を最も受けているアフリカで、人類史上最大の原油パイプラインの建設を計画しています。
EACOPには、日本の三井住友銀行(SMBC)が財務アドバイザーとして参加しており、プロジェクトを進めるための資金調達にかかわる重要な役割を果たしています。
この事業は、住民に対する力ずくでの立ち退きの強要、反対する学生への暴力、そして環境汚染のリスクなどから世界各国で大きな批判を受けてきました。
日本からも反対の声を上げ、アフリカでの環境破壊や人権侵害を止めましょう!

■アクションについて
EACOPに関与する三井住友銀行(日本)とスタンダード・バンク(南アフリカ)に対して、融資をやめるよう求めます。
この日は、世界で一斉にアクションが行われます。
ニューヨーク・パリ・ブリュッセル・ヨハネスブルク・ロンドン……
-ドレスコード-
ぜひ赤い服を着て参加しましょう!(もちろん他の色でもOK)

当日はぜひこちらのプラカードを印刷してご持参ください!
ダウンロード
■開催方法
仙台
時間:12:40~13:10
場所: 三井住友銀行仙台支店前 (〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目2−6)
集合は肴町公園(宮城県仙台市青葉区国分町1丁目 2 )
Fridays For Future Sendaiのメンバーで、プラカードをもち、スタンディングを行います。#STOPEACOP をつけたSNS投稿で、世界中の仲間とともに声をあげます。
名古屋
時間:14:00〜15:00頃
場所:希望の広場(愛知県名古屋市中区錦3-25付近)
希望の広場でスピーチを行った後、歩道を歩いて三井住友銀行名古屋支店前でスタンディングアクションを行います
福岡
時間:12:00〜13:00頃
場所:三井住友銀行福岡支店前(福岡県福岡市博多区博多駅前1-1-1)
三井住友銀行に対して、EACOPの問題点を説明するボードを持ってスタンディングアクションを行います
どなたでも参加可能です。詳細は、気候正義プロジェクトか各地のFFFにご確認ください。
ほかにも開催したい地域があれば、気候正義プロジェクトまでご連絡ください!
オンラインアクション(計画中)
■EACOPとは?
EACOP(東アフリカ原油パイプライン)とは、アフリカのウガンダからタンザニアを通り、完成すれば世界最長になる原油パイプラインです。

Photo by 350.org Japan
■何が問題なの?
・気候危機を招くCO2の大量排出
・建設予定地周辺の住民が住む場所を奪われる
・数百万人が生活のために利用するビクトリア湖流域の水資源が脅かされる
・自然保護区が破壊される
・原油の漏出・爆発などの事故のリスク
・現地で反対の声を上げた学生たちが逮捕されている

Photo by Stop Eacop Uganda
■これまでのアクション
2022年11月にエジプトで行われた、気候変動対策をめぐる国際会議・COP27には三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の委員が参加していました。MUFGは、2016年から2020年までの間にフランスの石油メジャー・トタル社に約11億米ドルを融資してきました。トタル社は、EACOP事業を進めている企業です。
そのため私たちとウガンダ、タンザニアの活動家たちは、MUFGに「EACOP事業に関与するのか」という質問を投げかけました。映像はその時の様子です。
■なぜ日本で声を上げるの?
この事業には、日本の銀行が大きくかかわっています。三井住友銀行が、EACOPの重要なアドバイザーのひとつなのです。事業への融資の可能性も否定できません。
また、三菱UFJ銀行は他の銀行が不参加を表明しているなか、未だに立場を明らかにしていません。
世界中から抗議の声を受け、多くの銀行が撤退しています。この事業を止めるには、カギとなる日本の銀行に大きなプレッシャーをかける必要があります!
■もっとEACOPについて知りたい!
EACOP: A crude reality (EACOP: 油まみれの汚い現実 日本語字幕あり) ー350.org