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      【各地のアクションまとめ】世界17都市以上で三井住友銀行に一斉抗議 #StopEACOP

      · 活動報告

      2月22日に、世界19都市の人々が、三井住友銀行を含む各国銀行に対して一斉に抗議の声をあげました!気候正義プロジェクトのメンバーも、三井住友銀行の本社がある東京と支社のある仙台、名古屋、福岡を含めた4都市で、一斉に抗議行動をおこないました。

       なぜ、私達が三井住友銀行に対して、抗議の声をあげているのでしょうか。それは現在、気候危機が激化し、グローバルサウスにおいて大きな被害がすでに起きているにもかかわらず、三井住友銀行は、アフリカでCO2を大量に排出する巨大パイプライン事業に関与しているからです。

       

      ベルギーでは、ブリュッセル支社のオフィス前で大勢が集結!Extinction Rebellion やYouth For Climateをはじめ様々なグループの若者が声をあげた。

       

       東アフリカ原油パイプライン(EACOP)と呼ばれるこの事業は、これまで世界中で批判を受けてきました。EACOPは、フランスのトタル・エナジーズによって推進されている事業で、ウガンダとタンザニアで採掘された原油を輸出するために建設されます。

       この事業のための建設用地の取得のために、現地では土地収奪がおこなわれてきたことが報告されています。さらにパイプラインが稼働し、事故などで原油が流出することがあれば、地域の人々が利用する水源が汚染されてしまいます。このような理由から現地では多くの人々が事業に反対していますが、現地当局は力ずくで反対派の声を封殺しようとしています。例えば、2022年10月と12月には、この事業に抗議する大学生が不当に拘束されました。

       そしてパイプラインが稼働し、気候変動の原因となる二酸化炭素が大量に排出されれば気候危機はさらに激化します。真っ先に被害を受けるのは誰でしょうか? それは、ウガンダやタンザニアといった気候危機に大きく加担していないグローバルサウスの人々です。

       パイプラインは現地の人々を豊かにするどころか、むしろ貧困に追いやっています。グローバルノースの大企業は、採掘した原油をアフリカの外に輸出することによって利益を得ます。

       このような構図が「新しい植民地支配」だということで、現地はじめ世界各地の人々から批判されてきました。金儲けのために人々の生活や命、そして自然環境を犠牲にすることをいとわない企業が批判されているのです。

       今回、世界中の人々が三井住友銀行に対して抗議の声をあげたのは、同社と他銀行(南アフリカ・スタンダードバンク、イギリス・スタンダードチャータード銀行)が問題の事業を進めるための資金を集める重大な役割を果たしているからです。本記事では、世界各都市でおこなわれたアクションの様子を紹介していきます。

       

      ■2月22日・世界一斉アクションの様子

      仙台支店前

      高校生や大学生を中心に、三井住友銀行仙台支店前でスタンディングを行いました。

      初めて街頭でのアクションに参加した高校生の声

      日々深刻になっている環境問題なのに、教科書で学んでいるだけの生活に嫌気がさしていました。こうしたアクションは初めてだったので緊張もしましたが、EACOPの問題を広める機会になったので、参加してよかったと思います。周りに流されることなく、必要だと思った行動を取ることを大切にしていきたいです。

       

       

      東京本店前

      Photos by Daiki Tateyama 350.org Japan

       

      名古屋支店前

       名古屋支店前では、高校生がスピーチをおこないました。ウガンダとタンザニアの活動家と連携することになったエジプトCOP27での出会いと、現地での被害と加害の実態について語っています。

       

      福岡支店前

       

      カンパラ(ウガンダ)

      環境活動家への抑圧が相次ぐウガンダでも、大学生がEACOPと同事業を進めるトタル・エナジーズと三井住友銀行を批判しています。

       

      ゴマ(コンゴ民主共和国)

       

      ブリュッセル支店前

       

      パリ支店前

       パリ支店前でのアクションはフランスの主要紙、ル・モンド(Le Monde)で報道されました。三井住友銀行が、問題のEACOPに関与していることが名指しで指摘されています。

       

      アムステルダム支店前

       直前に三井住友銀行のアムステルダム支店は、事業によって被害を受けている2千人の人々による署名の受け取りを拒否しました。そのため大勢が集まって、オフィス前で抗議をしました。

       

      ロンドン支店前

      Photos by Denise Baker

      ■これからさらなる抗議行動に発展

       今回は、世界19都市で一斉の抗議アクションがおこなわれ、三井住友銀行の主要な支社をターゲットにした抗議をしたグループもありました。三井住友銀行がEACOP事業から撤退しない限り、抗議の声はさらに大きくなっていくことでしょう。

       本社や重要な支社がある日本で、抗議をすることで世界の人たちと三井住友銀行に大きなプレッシャーをかけていきましょう。日本の大企業がますます国境を超えて汚染事業を進めるなか、世界の人々が国境を超えて繋がり、それらの企業にNOを突きつけることがますます重要になっています。

       

      ■気候正義プロジェクト・メンバー募集中!

       Fridays For Future Japan「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」では、EACOPを止めるための三井住友銀行はじめ、グローバルサウスで環境破壊をおこなう日本企業への抗議運動を進めています。世界の活動家たちと共に活動しませんか?

       外国語が話せるメンバーも募集しています。

      気候正義プロジェクトに参加する

       

      ■取材・講演依頼

       取材や講演依頼を受け付けております。下記のフォームからご連絡ください。

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